どうも、黒井(@Kuroi_engineer)です。
2/22にPower Automate for desktop(以下PA4d)のアップデートが配信されました。
最新バージョンは 2.29.127.23042 となりました。
今回も更新情報や以前との変更点をまとめて今後の参考としたいと思います。
更新情報はMicrosoftのPower Automate公式blogでも公開されているので、気になる方は定期的にチェックしてみて下さい。
https://powerautomate.microsoft.com/en-us/blog/
また、前回のアップデートより、PA4dのホームに最新情報が公開されるようになりました。
こちらからもアップデート情報が確認できます。
アップデート方法
PA4dの更新タイミングになると、以下の更新ウィンドウが表示されますので "更新ボタン" をクリックして最新バージョンへのアップデートを行いましょう。
もし表示されない場合はPA4dの設定 > 更新プログラムの確認 をクリックすることで上記の更新を行うことが可能です。
端末によっては更新プログラムの確認を行っても、"最新バージョンをインストール済み"と表示されてしまうこともありますので、
その場合は下記リンクをクリックしてPADのインストーラー(Setup.Microsoft.PowerAutomate.exe)をダウンロードし、アップデートを行いましょう。
https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=2102613https://flow.microsoft.com/ja-jp/desktop/
アップデート内容
リージョン アクションが追加されました
アップデートにより、フロー コントロール アクショングループに以下のアクションが追加されました。
- リージョン
- リージョンの終了
リージョン アクションと リージョンの終了 アクションはセットで使用され、作成したフローの処理をグループ化することができます。
グループ化することで以下の様にフローの可読性が上がり、管理や編集の効率を向上させることができます。
SharePoint アクションを使用したフローを実行した際に、接続を選択できるようになりました
SharePoint アクションを使用したフローを共有して使用する際、実行時に有効な接続を選択できるようになりました。
この機能により、使用できない接続が選択されていることによるエラーの発生を防ぐことが可能となりました。
まとめ
今回のアップデートでは以下の改善、機能の追加が行われました。
- リージョン アクションが追加されました
- SharePoint アクションを使用したフローを実行した際に、接続を選択できるようになりました
今回もアップデート内容についてまとめてみました。
PA4dの元となったRPAツール、WinAutomationに存在していたリージョン機能が追加され、さらに運用、管理がしやすくなりました。
内容によっては公式ブログに記載されていない項目もあるため、もしまた変更点を見つけた際は更新していきたいと思います。
アップデートに関してはこれからも記事としてわかりやすくまとめていきたいと思いますので、ぜひまたチェックして頂けますと幸いです。