アップデート Power Automate for desktop

2023年1月のアップデート内容&アップデート手順【Power Automate for desktop】

どうも、黒井(@Kuroi_engineer)です。
1/30にPower Automate for desktop(以下PA4d)のアップデートが配信されました。
最新バージョンは 2.28.135.23016 となりました。

 

 

今回も更新情報や以前との変更点をまとめて今後の参考としたいと思います。
更新情報はMicrosoftのPower Automate公式blogでも公開されているので、気になる方は定期的にチェックしてみて下さい。
https://powerautomate.microsoft.com/en-us/blog/

また、前回のアップデートより、PA4dのホームに最新情報が公開されるようになりました。
こちらからもアップデート情報が確認できます。

 

 

アップデート方法

PA4dの更新タイミングになると、以下の更新ウィンドウが表示されますので "更新ボタン" をクリックして最新バージョンへのアップデートを行いましょう。

 

 

もし表示されない場合はPA4dの設定 > 更新プログラムの確認 をクリックすることで上記の更新を行うことが可能です。

 

 

端末によっては更新プログラムの確認を行っても、"最新バージョンをインストール済み"と表示されてしまうこともありますので、
その場合は下記リンクをクリックしてPADのインストーラー(Setup.Microsoft.PowerAutomate.exe)をダウンロードし、アップデートを行いましょう。
https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=2102613https://flow.microsoft.com/ja-jp/desktop/

 

アップデート内容

SharePointアクションが追加されました

本アップデートで、SharePointアクションに新しく以下9種類のアクションが追加されました。
これまでのアクションでは直接ファイルの操作が行えませんでしたが、対象のサイトアドレスから指定のサイトアドレスにファイルをコピー、移動できる等、処理できる範囲が格段に広がりました。

  • ファイルまたはフォルダーの共有リンクの作成
  • ファイルのコピー
  • ファイルの移動
  • フォルダのコピー
  • フォルダの移動
  • ファイルのチェックアウト
  • チェックアウトの破棄
  • ファイルのチェックイン
  • リストビューを取得します

 

UI要素を取得する際、テキストに対する条件を設定できるようになりました

対象のUI要素を取得する際、右クリックの項目に「テキストに基づく取得」が追加されました。

 

 

テキストに基づく取得 を行うことで、テキストベースのセレクターが作成できます。
具体的には、対象のUI要素に含まれる文字列(テキスト)に対して、演算子による条件を設定することが可能となりました。

 

 

以下はUI要素をそれぞれ異なる演算子で取得した例となります。
設定した条件に応じてUI要素の条件が変更されていることが分かります。
このことにより、毎回UI要素取得後にセレクターを編集する手間が減り、より効率的にフローを構築可能となりました。

 

  • 次の値に等しい として取得した場合

 

  • 先頭 として取得した場合

 

エラーが発生した際、実行ログにスクリーンショットを残さない設定が可能となりました

PA4dでフローを実行した結果はPower Automateの実行ログから確認することができます。
これまでは、実行後フローでエラーが発生した際は、エラー発生時の画面が自動的にキャプチャされ、ログ上に表示される仕様となっていました。

 

 

 

アップデートにより、レジストリを変更することで画面のキャプチャを行わない設定とすることが可能となりました。
詳細は以下のガバナンスページにて確認が可能です。
ガバナンス - Power Automate | Microsoft Learn

 

PA4dにサインインする際、証明書チェックを実行するようになりました

PA4dにサインインする際、証明書のチェックを実行するようになりました。
有効な証明書がない場合、サインインが出来なくなります。
不特定多数のユーザーが端末上でフローを実行できなくなることで、セキュリティの安全性がより高まりました。
なお、本設定はエラーログの設定同様、レジストリを変更することで無効とすることが可能です。

 

まとめ

今回のアップデートでは以下の改善、機能の追加が行われました。

  • SharePointアクションが追加されました
  • UI要素を取得する際、テキストに対する条件を設定できるようになりました
  • エラーが発生した際、実行ログにスクリーンショットを残さない設定が可能となりました
  • PA4dにサインインする際、証明書チェックを実行するようになりました

今回もアップデート内容についてまとめてみました。
2023年初のアップデートでは、SharePointのアクションが大量に追加され、大幅に可能な処理が増えましたね。
PA4dを使用する方は基本的に、SharePointアクションの追加と、UI要素について認識しておけば問題ないかと思います。

内容によっては公式ブログに記載されていない項目もあるため、もしまた変更点を見つけた際は更新していきたいと思います。
アップデートに関してはこれからも記事としてわかりやすくまとめていきたいと思いますので、ぜひまたチェックして頂けますと幸いです。

 

     

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