アップデート

2023年10月のアップデート内容&アップデート手順【Power Automate for desktop】

どうも、黒井(@Kuroi_engineer)です。
10/24にPower Automate for desktop(以下PA4d)のアップデートが配信されました。
最新バージョンは 2.37.123.23280 となりました。

 

 

今回も更新情報や以前との変更点をまとめて今後の参考としたいと思います。
更新情報はMicrosoftのPower Automate公式blogでも公開されているので、気になる方は定期的にチェックしてみて下さい。
https://powerautomate.microsoft.com/en-us/blog/

また、ホームに最新情報からもアップデート情報が確認できます。

 

 

アップデート方法

PA4dの更新タイミングになると、以下の更新ウィンドウが表示されますので "更新ボタン" をクリックして最新バージョンへのアップデートを行いましょう。

 

 

もし表示されない場合はPA4dの設定 > 更新プログラムの確認 をクリックすることで上記の更新を行うことが可能です。

 

 

端末によっては更新プログラムの確認を行っても、"最新バージョンをインストール済み"と表示されてしまうこともありますので、
その場合は下記リンクをクリックしてPADのインストーラー(Setup.Microsoft.PowerAutomate.exe)をダウンロードし、アップデートを行いましょう。
https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=2102613https://flow.microsoft.com/ja-jp/desktop/

 

アップデート内容

Excel Online(Business) アクションが追加されました

新たに「Excel Online」のクラウドコネクタ アクショングループが以下の12種類追加されました。
PA4dからSharePointやOneDirve上のExcelファイルを更新することが可能となりました。

 

Microsoft Teams アクションが追加されました

新たに「Microsoft Teams」のクラウドコネクタ アクショングループが以下の26種類追加されました。
PA4dからTeamsで自動メッセージを作成して送信したり、会議の作成が可能となりました。

 

OneNote(Business) アクション が追加されました

新たに「OneNote(Business)」のクラウドコネクタ アクショングループが以下の9種類追加されました。
PA4dからOneNoteのページ作成やコンテンツの更新が可能となりました。

 

Word Online(Business) のアクションが追加されました

新たに「Word Online(Business)」のクラウドコネクタ アクショングループが以下の2種類追加されました。
PA4dからWordテンプレートの作成や、WordファイルをPDFファイルに変換することが可能となりました。

 

 

アクションをシミュレートする オプションが追加されました

「ウィンドウ内のテキスト フィールドに入力する」アクション、「ウィンドウの UI 要素をクリック」アクションに
アクションをシミュレートする オプションが追加されました。
このオプションをオンとすることで、対象のウィンドウがバックグラウンドにあっても操作が可能となりました。

 

List、DataTable等の変数がデバッグ中に編集可能となりました

フローのテスト実行中に取得したList、DataTable、DataRow、CustomObject形式の変数を編集できるようになりました。
以下の様に変数内の値をクリックすることで、任意の値に変更することができ、様々なパターンのテストを簡単に行うことが可能です。

 

 

まとめ

今回のアップデートでは以下の改善、機能の追加が行われました。

  • Excel Online(Business) アクションが追加されました
  • Microsoft Teams アクションが追加されました
  • OneNote(Business) アクション が追加されました
  • Word Online(Business) のアクションが追加されました
  • アクションをシミュレートする オプションが追加されました
  • List、DataTable等の変数がデバッグ中に編集可能となりました

今回のアップデートもPower Automate関連のアクションが大量に追加されました。
もうPA4d上からPower Automateのあらゆる操作が可能となる勢いですね。最終的にMicrosoftとしてもそこを目指している感じがあります。
アップデートに関してはこれからも記事としてわかりやすくまとめていきたいと思いますので、ぜひまたチェックして頂けますと幸いです。

 

     

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