アップデート Power Automate for desktop

2023年6月のアップデート内容&アップデート手順【Power Automate for desktop】

どうも、黒井(@Kuroi_engineer)です。
6/19にPower Automate for desktop(以下PA4d)のアップデートが配信されました。
最新バージョンは 2.33.00208.23173 となりました。

 

 

今回も更新情報や以前との変更点をまとめて今後の参考としたいと思います。
更新情報はMicrosoftのPower Automate公式blogでも公開されているので、気になる方は定期的にチェックしてみて下さい。
https://powerautomate.microsoft.com/en-us/blog/

また、前回のアップデートより、PA4dのホームに最新情報が公開されるようになりました。
こちらからもアップデート情報が確認できます。

 

 

アップデート方法

PA4dの更新タイミングになると、以下の更新ウィンドウが表示されますので "更新ボタン" をクリックして最新バージョンへのアップデートを行いましょう。

 

 

もし表示されない場合はPA4dの設定 > 更新プログラムの確認 をクリックすることで上記の更新を行うことが可能です。

 

 

端末によっては更新プログラムの確認を行っても、"最新バージョンをインストール済み"と表示されてしまうこともありますので、
その場合は下記リンクをクリックしてPADのインストーラー(Setup.Microsoft.PowerAutomate.exe)をダウンロードし、アップデートを行いましょう。
https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=2102613https://flow.microsoft.com/ja-jp/desktop/

 

アップデート内容

OneDrive for Business アクショングループが追加されました

プレミアム アクショングループとして、新たに「OneDrive for Business」が追加されました。
OneDrive for BusinessがPA4d上で操作できるようになり、OneDriveとPC上(オンプレミス)のデータを連携して操作しやすくなりました。
追加されたアクションは以下の20種類となります。

 

 

作業キュー アクショングループが追加されました

Power Automateに追加された、作業キュー を操作できるアクションが追加されました。
作業キュー は Power Automateのメニューから、監視 > 作業キュー にて確認できます。

 

 

追加されたアクションは

  • 「作業キュー項目を処理する」
  • 「作業キュー項目を更新する」

の2種類となります。

 

 

このアクションを活用することで、作業キュー内で作成した各キュー項目を取得、処理を行うことができます。
メリットとして、これまでPower Automate上でのみ処理できた、上長の承認を必要とするフローなどが、
作業キューで処理を一時保留 > PA4d上で条件を満たした場合は処理を実行 とすることで、PA4dを介して実行することが可能となります。

 

まとめ

今回のアップデートでは以下の改善、機能の追加が行われました。

  • OneDrive for Business アクショングループが追加されました
  • 作業キュー アクショングループが追加されました

今回もアップデート内容についてまとめてみました。
今回はPower Automateの新規機能や、クラウドとの連携などに重きを置いたアップデートとなりました。
今後、より簡単にオンプレミスとクラウドが連携できるアップデートが追加されるかもと考えると、非常に楽しみですね。
アップデートに関してはこれからも記事としてわかりやすくまとめていきたいと思いますので、ぜひまたチェックして頂けますと幸いです。

 

     

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