アップデート Power Automate for desktop

2022年12月のアップデート内容&アップデート手順【Power Automate for desktop】

どうも、黒井(@Kuroi_engineer)です。
12/9にPower Automate for desktop(以下PA4d)のアップデートが配信されました。
最新バージョンは 2.27.177.22340 となりました。

 

 

今回も更新情報や以前との変更点をまとめて今後の参考としたいと思います。
更新情報はMicrosoftのPower Automate公式blogでも公開されているので、気になる方は定期的にチェックしてみて下さい。
https://powerautomate.microsoft.com/en-us/blog/

また、前回のアップデートより、PA4dのホームに最新情報が公開されるようになりました。
こちらからもアップデート情報が確認できます。

 

 

アップデート方法

PA4dの更新タイミングになると、以下の更新ウィンドウが表示されますので "更新ボタン" をクリックして最新バージョンへのアップデートを行いましょう。

 

 

もし表示されない場合はPA4dの設定 > 更新プログラムの確認 をクリックすることで上記の更新を行うことが可能です。

 

 

端末によっては更新プログラムの確認を行っても、"最新バージョンをインストール済み"と表示されてしまうこともありますので、
その場合は下記リンクをクリックしてPADのインストーラー(Setup.Microsoft.PowerAutomate.exe)をダウンロードし、アップデートを行いましょう。
https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=2102613https://flow.microsoft.com/ja-jp/desktop/

 

アップデート内容

セレクターのテキスト エディターに色が付きました

セレクターの編集にて、テキスト エディターに色が付き、見やすくなりました。
このことにより、特にカスタムセレクターの編集が非常にやりやすくなりました。

 

テキストの色は、

  • 要素      :紫
  • 属性      :オレンジ
  • 値       :青
  • インデックス番号:緑

となります。

 

コードの書き方に誤りがあると、コードの色が黒色となるため、以下の通りエディター上ですぐ誤りに気付くことができます。

 

 

Web操作に使用するEdge、Chromeの拡張機能がアップデートされました

Microsoft Edge、Google ChromeのPower Automate拡張機能がアップデートされました。
このことにより、PA4dのVer2.26以前の拡張機能は Microsoft Power Automate(レガシ)と名称が変更され、Ver2.27以降では使用ができなくなります。
PA4dをVer2.27にアップデートする際、自動的に拡張機能のアップデートも行われますが、もしアップデート後上手くWebの操作が行えない場合は、拡張機能を再インストールしてみる等を試してみると良いでしょう。

 

Ver2.27以降

 

Ver2.26以前

 

まとめ

今回のアップデートでは以下の改善、機能の追加が行われました。

  • セレクターのテキスト エディターに色が付きました
  • Web操作に使用するEdge、Chromeの拡張機能がアップデートされました

今回もアップデート内容についてまとめてみました。
今回はアップデートの項目自体は少ないものの、セレクターのテキスト エディターに色が付いたことで今までより編集のしやすさが段違いに上がり、編集感に大きな変化があったのではないでしょうか。
2022年が終わり、2023年もPA4dの更なるアップデートが楽しみですね。

内容によっては公式ブログに記載されていない項目もあるため、もしまた変更点を見つけた際は更新していきたいと思います。
アップデートに関してはこれからも記事としてわかりやすくまとめていきたいと思いますので、ぜひまたチェックして頂けますと幸いです。

 

     

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