リストから項目を削除 アクションの使い方【Power Automate for desktop】

リストから項目を削除 アクションは、選択したリストから任意の値、もしくは任意の行を削除するアクションです。
値を追加するリストを新たに作成する場合は「新しいリストの作成」アクション、リストに値を追加する場合は「項目をリストに追加」アクションを使用しましょう。

アクションの使い方

追加方法

アクションの「変数」グループより、「リストから項目を削除」アクションを選択し、ドラッグアンドドロップ もしくは ダブルクリックすることでフローに追加できます。

パラメータ

アクションを追加した際に、パラメータを設定します。
各パラメータと詳細について以下で説明します。

項目の削除基準

リストから削除する値を設定します。
対象とする値はインデックスと値から選択可能です。
各設定内容は以下に記載します。

インデックス

「項目の削除基準」を"インデックス" と設定した場合に表示されます。
対象とするリストから行を指定して削除を行います。
インデックスは直接入力、もしくは変数にて設定が可能です。

インデックスは 0 から始まる点に注意しましょう。
インデックスを 0 と設定して削除を行った場合の例は以下となります。

値

「項目の削除基準」を"値" と設定した場合に表示されます。
対象とするリストから値を直接指定して削除を行います。
値は直接入力、もしくは変数にて設定が可能です。

「一致した項目をすべて削除」 をオンとした場合、リスト内に含まれる設定した値をすべて一括で削除します。
上記の設定でリストから値を削除した場合の例は以下となります。

削除元リスト

値や文字列を削除するリストを選択します。
リストの変数は直接入力するか、変数の一覧から選択しましょう。

変数の一覧を表示した際、一覧一般の値や一覧数値と型に表示されている変数がリストの変数となります。

生成された変数

アクション実行時に変数は生成されません。

発生する可能性があるエラー

引数 'ItemIndex'は整数値である必要があります。

インデックスに設定した値が整数ではない場合に発生するエラーです。
値が文字列や全角数字になっていないか確認してみましょう。

インデックスが範囲外です

インデックスに設定した値がリストのインデックスを超えている場合に発生するエラーです。
リストのインデックス以上の値を設定していないか確認してみましょう。

項目が見つかりません

値に設定した値がリスト内に存在しない場合に発生するエラーです。
設定した値がリストに含まれているか、設定した値が正しいかを確認してみましょう。

Power Automate for desktop アクション一覧

Power Automate for desktopのアクション一覧と使い方を以下でまとめています。
是非参考としてみて下さい。